JR上田駅「ちくま」の「特上かき揚げそば」 信州らしい3分待ち

そば処として知られる長野県。駅の立ち食いそば店もひと味違い、「特上」というメニューがあったりする。ゆで麺、冷凍麺ではなく、生麺を使うものだ(長野駅、松本駅で「特上」を食べたことがあるが、今もあるかどうかは不明)。

JR上田駅の「ちくま」

JR上田駅の「ちくま」

駅の各所にご当地の真田氏ゆかり「六文銭」が見られるJR上田駅改札外の「ちくま」にも、「特上」があった。「特上そばは、生麺のため3分程お時間をいただきます」と書かれているのが、食欲と旅情をそそる。なおこの店舗は立ち食い店的たたずまいだが、カウンター席とテーブル席と、全てに座席がある。

JR上田駅の「ちくま」

JR上田駅の「ちくま」

注文したのは、もちろん「特上かき揚げそば」480円。「特上」でないものより60円高い。1人前づつ入っていた麺が袋から出され、長めの入浴へ向かう。

ゆであがった「特上」。もちろん、生麺とはいえ本格的なそばと比べるのは、値段や場所などから適切ではないと思うが、ゆっくりすすればそばの風味も感じる。ゆで麺や冷凍麺ではなさそうな、やや固い食感なのも印象的。

JR上田駅「ちくま」の「特上かき揚げそば」

JR上田駅「ちくま」の「特上かき揚げそば」

かき揚げは卵が入っているのか、卵焼き的な味わいもあって、甘いつゆとよく合う。つゆは、鯖?と昆布?などによる舌と胃腸にとても優しい仕上がり。飲み干してしまう。

ちなみにこの日は、水害で千曲川の赤い鉄橋が流出した上田電鉄別所線が全線で運転を再開した日。「いろいろイベントする予定だったみたいだけど、コロナでなくなったのよ」と、店のおばさんと常連客が話をしていた。

[2021年3月28日訪問]