JR東京駅「東京グル麺」の「かつ煮そば」 目の前でグツグツ親子鍋

「東海道新幹線の駅そば」といえば「名古屋駅のきしめん」が有名だが、東京駅にも名物がある。

JR東京駅の「東京グル麺」

JR東京駅の「東京グル麺」

東京駅18・19番線ホームにある「東京グル麺」。ジェイアール東海パッセンジャーズが運営するこの店舗では、「かつ煮そば」が名物。店舗入口の食券機には「グル麺名物 カツ煮そば・うどん」とのPOPがあり、同社のウェブサイトには次のように書かれている。

東海道新幹線東京駅ホーム上で唯一の立ち食いそば屋です。早くておいしい麺類を提供しています。「かき揚げそば・うどん」など蕎麦屋の定番メニューに加え、東京店では「かつ丼の具」をそば・うどんにトッピングした「かつ煮そば・うどん」がおすすめ。各種メディアで取り上げられた評判のメニューで、ボリュームたっぷり大満足の一杯です。

「ジェイアール東海パッセンジャーズ」ウェブサイトより

店内へ入り590円の食券を渡すと、冷凍麺?がゆでられ、合わせて親子鍋が登場。揚げてあったカツ、そして卵などが投入され、次第に「かつ煮」がその姿になってくる。

JR東京駅「東京グル麺」の「かつ煮そば」

JR東京駅「東京グル麺」の「かつ煮そば」

まず最初に、見た目で食欲を刺激する「かつ煮そば」。麺を隠しているその端を持ち上げて口に運ぶと、なるほど、カツ煮の甘さにつゆの辛さがアクセントになり、また違う味わいになっている。一般的なカツ丼などとは。

つゆ自体も、そうした醤油や魚介ダシの辛さはあるが、方向性的には甘めで、カツ煮と調和している。逆につゆへも次第にカツ煮の甘さが混ざり合い、味わいが部分的に変化して面白い。カツ煮のつゆでそばを食べているような瞬間もあれば、そうでない瞬間もある。これには入っていなかったが、タマネギを入れても合いそうだ。

JR東京駅の「東京グル麺」

JR東京駅の「東京グル麺」

歴代新幹線の写真も飾られており、食欲的にも鉄分補給的にも満足して店を出る。

ちなみにこの店舗では、「かつ丼」と「汁なし温玉うどん」のテイクアウトも可能。今度はそれを新幹線車内で食べてみたい(「かつ丼」は……車内がすいていれば?)。

[2021年4月訪問]