JR田端駅近「かしやま」の「天ぷらそば」 鉄道の街の日常食とゲソ

JR貨物 田端信号場の横で

JR田端駅の北口を出て右へ進み、陸橋でいくつもの線路を渡って、階段を降りた下。JR貨物の田端信号場入り口の脇に、立食いそば店「かしやま」がある。隣には定食屋。「鉄道の街」田端の胃袋を満たしてきた店舗のひとつだろう。

田端駅近の「かしやま」

田端駅近の「かしやま」

店内へ入ると「いらっしゃい」という、配膳を担当する大女将の声。厨房にいる大将はその息子さんで、家族経営の店舗だろうか。350円という、現代にしては安めな「天ぷらそば」を注文(ちなみに2~3年前までは320円だった)。

ほどなく大女将が「おまちどおさま」と、丼を丁寧に運んできてくれる。

ふわっとかき揚げにゲソの存在感

田端駅近「かしやま」の「天ぷらそば」

田端駅近「かしやま」の「天ぷらそば」

つゆは、カツオ?が効いたやや辛口だが、あとから甘さと奥行きが広がってくる感じ。そばは、生麺の茹で置き?だろうか、比較的ハッキリした存在感があり、ツルツルと流し込める。

そして、かき揚げ。具だくさんというわけではないが、ふわっとしている。そしてつゆが染みるとよりふんわり、味わい深くなる。そこへ時折現れるイカゲソが、食感的にも味的にもいいアクセント。

日常食の「立ち食いそば」として

そばとつゆ、かき揚げ、そして価格の総合力が過不足なく高い印象で、「立食いそば」という日常食において、その過不足のなさは重要だよねと思わせてくれる丼。大女将と大将の雰囲気、そして鉄道ファン的には「鉄道の街」の日常食という点も、いい調味料になっている。

[2021年5月訪問]