【解説】「どこかにマイル」攻略法・裏技・候補が出ないとき…

旅行FAQ
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羽田空港で出発を待つJALのエアバスA350型機
羽田空港で出発を待つJALのエアバスA350型機
  • 「どこかにマイル」で、ねらいの駅を出しやすくする方法は?
  • 「どこかにマイル」で、ねらいの駅を当てる方法は?
  • 「どこかにマイル」の攻略法、裏技は?

これらについて、トラベルライターがその経験などを元にお伝えします。

鉄道、乗り物、旅行に関する取材、記事制作などを行っています。鉄道ライター、トラベルライター。日本の鉄道はJR、私鉄とも完乗。東京都在住。一児の父。

「ねらいの行き先」当てるには?

JALの国内線特典航空券「どこかにマイル」に申し込むとき、提示される4つの行き先候補。

そこで自分が行きたい空港を当てる方法は――

ない

――と思います。

「賭けてもいい」が出るまで

4つの行き先候補は、1日あたり100回まで検索が可能なようです(2026年10月時点)。

そこで――

  • 行きたい空港、地域が含まれている
  • 行きたくない空港、地域が含まれていない

――という条件を満たす、「賭けてもいい」と思える4空港の組み合わせが出てくるまで、粘って再検索するというのが基本でしょう。

一定の妥協も必要?

たとえば、次の場合を想定してみます。

  • いちばん行きたいのは「沖縄(那覇)」
  • 「札幌(新千歳)」「高知」「福岡」も行ってみたい
  • 「○○」「△△」「□□」は嫌だ

検索して提示された4空港の組み合わせに、「沖縄(那覇)」と、「札幌(新千歳)」「高知」「福岡」のうちなるべく多くの空港が含まれていて、かつ「○○」「△△」「□□」が含まれていない、という場合に申し込む感じでしょうか。

4つの候補が「沖縄(那覇)」「札幌(新千歳)」「高知」「福岡」になれば最高ですが、そうそう思い通りにはならないと思いますので、一定の妥協が必要かもしれません。

JAL「どこかにマイル」東京(羽田)発着の行き先
JAL「どこかにマイル」東京(羽田)発着の行き先

「ねらいの行き先」攻略法(1)

JALの国内線特典航空券「どこかにマイル」に必勝法はないとしても、「ねらいの行き先、行きたい空港、地域を出しやすくする方法」なら、あるかもしれません。

それは、「なるべく早く申し込む」です。

限りがある座席数

JALは、「どこかにマイル」で利用できる座席数について――

限りがある

――としています。

となると、出発日として選んだ日において、沖縄(那覇)行きの便で用意されていた「どこかにマイル」用の席がもうすべて埋まっていたら、沖縄(那覇)は候補にすら出てこない、ということが考えられるのです。沖縄(那覇)行きの一般向け座席に、空きがあったとしても。

なので、「その枠が埋まる前に、なるべく早く申し込む」というのは、JAL「どこかにマイル」攻略の重要なポイントといえるでしょう。

JAL「どこかにマイル」は、出発する日の1か月前の同日0時00分から、5日前まで、申し込み可能です。

7月31日に出発する場合など、「出発する日の1か月前の同日」がないときは、1か月前の月末日(この場合は6月30日)から申し込みできます。

一概には言い切れない?

後述しますが、「どこかにマイル」用の座席数は各便の需要予測などにもとづいて設定される、と思われるため、その需要予測と実際の予約状況にズレが生じた場合――つまり意外と空席が残ったとき、「どこかにマイル」用の席があとから追加される場合がある、かもしれません。

なので、もし希望の申し込みができなかったとしても、あとでまた試してみるとできる可能性がある、かもしれません。

ただ、可能性はそう高くはないと思われるので、期待していたけど席が出ず、結局どこにも行けない……みたいなことになりかねないため、オススメはしませんけれども。

遅い時間は申し込めない?

「どこかにマイル」について、JALは「1日のお申込受付数には上限がございます」としています。

つまり遅い時間になると、もうその日は申し込みできない可能性があるわけです。

なので、受け付け開始日のなるべく早い時間に申し込む、のがよいと思われます。

遅くなっても席が残っていたり、追加されたりする可能性があるので、一概には言えないかもしれませんが、やはり基本は「なるべく早く申し込む」でしょうね。

伊丹空港で出発を待つJALのボーイング787型機
伊丹空港で出発を待つJALのボーイング787型機

「ねらいの行き先」攻略法(2)

「行きたい場所が混みそうな時期を避ける」のも、JALの国内線特典航空券「どこかにマイル」でねらいの空港を出しやすくする方法といえるかもしれません。

「どこかにマイル」のような特典航空券での搭乗を増やしすぎると、正規料金での利用者が減り、運営側にとってデメリットが大きくなる可能性があります。

「どこかにマイル」をJALと共同運営している野村総合研究所は、同様にJR東日本と共同運営している「どこかにビューーン!」について、次のように述べています。

『どこかにビューーン!』の予約枠を確保しすぎると正規料金の枠が圧迫され、JR東日本には機会損失が生じてしまう。逆に予約枠が少なければ、4択候補地のバリエーションが乏しくなってしまう。この絶妙なバランスをとる予測システムも、私たちが構築しました。

運営側のメリット、デメリットを考えると、JAL「どこかにマイル」で利用できる便は「予約状況に余裕がある便」が中心となりそうです。

なので、たとえば「徳島」へ行きたいと思って、「阿波踊り」開催期間中に「どこかにマイル」を申し込んでも、「徳島」に決まる可能性は低いと思います。行き先候補にすら、ならないかもしれません。

混む理由がある時期だからこそ、そこに行きたいとなるわけで、悩ましいところですが。

一概には言い切れない?

逆に、混む時期は機材が大型化される=全体の座席数が増えるので、行きたい場所へ行きやすくなる――ということも考えられますが、まあ予約状況次第なのでしょうか。

JAL国内線のチケットを予約できるのは、360日前から。

対し、JAL「どこかにマイル」を申し込めるのは1か月前から。

一般予約の受け付け状況や過去のデータなどを踏まえて「どこかにマイル」の枠を設定している、感じなのかもしれません。

JAL便が発着する羽田空港第1ターミナル
JAL便が発着する羽田空港第1ターミナル

「ねらいの行き先」攻略法(3)

JALの国内線特典航空券「どこかにマイル」は、その申し込み状況、各便の予約状況、需要予測などで、候補になる4つの空港、決定する行き先が変わると思われます。

そうであるなら、「需要が少ない条件」で申し込むと、ねらいの空港、行きたい空港、地域が候補に出やすくなり、そこに当たりやすくなるかもしれません。

  • 出発・到着時間帯を旅行には中途半端な時間にずらす
  • 出発・到着日を利用者が少なそうな日にする

――といったところでしょうか。

午後の下り便で出発、午前の上り便で到着、火曜日、水曜日に旅行する、あたりですかね。

そう言われても、なかなか難しいとは思いますけども……。

「申し込む人数を減らす」という方法もありますが、家族旅行やグループ旅行の場合、無理ですね。

JAL便が発着する羽田空港第1ターミナル
JAL便が発着する羽田空港第1ターミナル

そもそも候補が出ないときは

JALの国内線特典航空券「どこかにマイル」は、連休や学校の休み期間中といった「需要が高い条件」だと、予約の受け付けが始まってすぐのタイミングでも、行き先候補が出ないことがあり得ます。

実際に私はありました。

しかし、予約の受け付け開始日からしばらく日数が過ぎたあとに検索すると、行き先候補が出る場合があります。

JALが想定した予約率と実際の予約率にズレがあり、意外と空席が残った場合、「どこかにマイル」用として席が放出される、のかもしれません。

予約の受け付け開始日に申し込めなかったときは――

待てるだけ待ってみる

――のもひとつの方法でしょう。出発の1週間前にようやく申し込めたり、それでもダメだったりするかもしれませんが……。

ちなみに、私が予約の受け付け開始直後に「行先候補をご提示できませんので、日時をご変更のうえ、再度検索してください」となってしまったときのレポートは、次のページをご覧ください。

「時間帯指定なし」はどうなる?

JALの国内線特典航空券「どこかにマイル」は、「出発時間」と「到着時間」を「時間帯指定なし」で申し込むことができます。

「時間帯指定なし」で申し込む場合はたいてい、「時間帯を指定して申し込もうとすると『ねらいの行き先』が出ないとき」「『時間帯指定なし』にしないと行き先候補が出ないとき」でしょうか。

積極的に「時間帯指定なし」で申し込むことは、基本的にないように思います。

需要が低い便に?

この「時間帯指定なし」で申し込んだ場合、どんな便が指定されるのでしょうか。

候補になる便は「『どこかにマイル』向けの席が残っている便」なので、必然的に、需要や人気が低い便が指定されそうです。

よって、朝に羽田空港を出発し、翌日以降の夕方から夜早めに羽田空港へ戻ってくるみたいな、旅行に便利なスケジュールにはなりにくそうに思われます。

私も何度か「時間帯指定なし」「羽田空港発着」で申し込んだことがありますが――

夕方から夜に羽田空港出発、午前から昼に羽田空港到着

――という組み合わせになることが多い印象です。

JAL「どこかにマイル」で決まった行き先
JAL「どこかにマイル」で決まった行き先

最低5時間あるが…

JAL「どこかにマイル」で「時間帯指定なし」を選択した場合、行き先での滞在時間が、日帰りでは5時間以上、1泊以上の旅程だと17時間以上ある便が指定される仕組み。

なので、20時に福岡空港到着、滞在17時間で翌日13時に福岡空港出発、という便が指定される可能性があります。

2泊3日以上で

これならこれの楽しみ方もありますが、正直、私的には物足りないです。

なので私が「時間帯指定なし」で申し込む場合、2泊3日以上の旅程で申し込みます。そうすると最低でも2日目は丸々、旅行を楽しめますからね。

まあ、それでもちょっと物足りないので、3泊4日にすることのほうが多いですが。

「裏技」はある?

何をもって「裏技」とするのかあやふやですが、「通常の7000マイルよりお得に楽しむ方法」はあります。

JALモバイル

JALの携帯電話サービス「JALモバイル」に契約すると、国内線特典航空券「どこかにマイル」をマイル不要で申し込めるクーポンを年1回、1500マイルでゲットできます。

つまり、1500マイルで「どこかにマイル」に申し込める、というわけですね。

JAL「どこかにマイル」申込内容
JAL「どこかにマイル」申込内容

私はJALモバイルを契約しており、上の画像は、このJALモバイルのクーポンを1枚使って、息子と2人で「どこかにマイル」の旅を申し込んだときのもの。

私(本人)は「JALモバイル会員限定クーポン」利用で0マイル、息子は通常通り7000マイルが引き落とされています。

ただ、この「JALモバイル会員限定クーポン」を入手するため1500マイルを使っており、実際に使ったマイルは2人で8500マイル。

通常なら1万4000マイルなので、5500マイルもお得です。

無料クーポンが当たる?

「JALマイレージバンク」のアプリでは、毎日そこで貯められるスタンプを使い、「マイルチャンス」に挑戦できます。

ガチャガチャのようなもので、その1等は、マイル不要で「どこかにマイル」に申し込めるクーポンです。

「マイルチャンス」画面イメージ(JALマイレージバンクアプリから引用)
「マイルチャンス」画面イメージ(JALマイレージバンクアプリから引用)

私はここ2~3年ぐらい、毎日のようにスタンプを貯めて「マイルチャンス」に挑戦しているのですが、当たってもたいてい5等「1マイル」、まれに4等「100 JAL Payポイント」。

JALがやっているので「1等が出ない」ということはないと思いますが……これからもその日を夢見て、「マイルチャンス」に挑戦し続けたいと思います。

この記事のまとめ

  • 「ねらいの空港」を当てる方法は、ない
  • 「なるべく早く申し込む」「需要の少ない時期、時間を選ぶ」といいかも
  • 学校の休み期間中や連休は、候補が出ないことも珍しくない
  • JALモバイルを契約すると少ないポイントで「どこかにマイル」できる

JALの国内線特典航空券「どこかにマイル」を楽しむなら、計画的に、早いうちに、が基本でしょうか。クーポンの活用も含めて。

みんなが旅に出たいと思うような時期に行きたいなら、ますますこれらは重要でしょう。それでも学校の休み期間中、連休あたりは、申し込み自体が難しい場合もあります。

なので可能なら――

ピークの時期、時間をずらして申し込む

――というのも、検討をオススメしたいです。可能であれば。

お役立ち情報

JAL「どこかにマイル」について、次の各ページもあわせてお役立てください。

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