新型ロマンスカーの気になる丸窓&ロマンスカーはスゴいなと思った話

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記事執筆者
恵 知仁(めぐみ ともひと)

鉄道、乗り物、旅行に関する取材、記事制作などを行っています。鉄道ライター、トラベルライター。日本の鉄道はJR、私鉄とも完乗。東京都在住。子鉄の父。

小田急電鉄が2025年11月17日(月)、開発中の新型「ロマンスカー」について発表しました。

いったいどんな車両で、どんな愛称になるのでしょうか。小田急「ロマンスカー」については、鉄道ライター、編集者、鉄道ファンをしていて、感じたことがあります。

新型「ロマンスカー」80000形のイメージ(画像:小田急電鉄)
新型「ロマンスカー」80000形のイメージ(画像:小田急電鉄)

新型「ロマンスカー」のポイント

まず、小田急電鉄が今回発表した新型「ロマンスカー」について、そのポイントをご紹介します。

  • 開発コンセプトは「きらめき走れ、ロマンスカー」
  • テーマは、小田急グループの事業エリアで豊かな風景、環境を作っている「水」
  • 2023年(令和5年)に引退した白い「ロマンスカー(50000形『VSE』)」の後継
  • 30000形「ロマンスカー EXE」の代わりに投入
  • 「ロマンスカー」の代名詞といえる展望席を設置
  • 車体は、シーンによって見え方、感じ方が変わる「淡い水色」が基調
  • 車両連結部には、「ロマンスカー」伝統の「バーミリオンオレンジ」をデザイン
  • 車両形式は80000形
  • 7両編成のボギー車
  • 用途や気分で選べる複数の座席種別
  • 運転開始は2029年3月の予定
新型「ロマンスカー」80000形のイメージ(画像:小田急電鉄)
新型「ロマンスカー」80000形のイメージ(画像:小田急電鉄)

大きな丸い窓は何?

この新型「ロマンスカー」の80000形、「用途や気分で選べる複数の座席種別」が気になります。

パッと思いつくのは個室、上級の座席、グループ向けのボックスシートなどですが、どうなんでしょうか。

小田急電鉄が今回発表した新型「ロマンスカー」の画像を見ると、4両目に大きな丸い窓状の部分があります。

これはいったい、何なのでしょうか。座席にも見える何かが、透けていますね。

ひとつ前の「ロマンスカー」、70000形「GSE」では、多目的室やバリアフリートイレ、車販準備室などがあるあたりですが……。

新型「ロマンスカー」80000形のイメージ(画像:小田急電鉄)
新型「ロマンスカー」80000形のイメージ(画像:小田急電鉄)

新型「ロマンスカー」の愛称

小田急「ロマンスカー」は、英語の愛称とアルファベット3文字程度の略称を与えられるのが通例です。

この新しい「ロマンスカー」80000形について、その愛称、略称発表されていませんが、どうなるのでしょうか。

ひとつ前の「ロマンスカー」70000形は、開発コンセプト「箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」から、「優雅さ」を表す「Graceful」をとって「Graceful Super Express(GSE)」となりました。

80000形の開発コンセプトは、「きらめき走れ、ロマンスカー」。

この場合の「きらめき」は、車両のテーマが「水」ですし、「水面のきらめき」のようなイメージでしょうか。

……となると、「Sparkle Super Express(SSE)」なんて言葉が浮かんできましたが、はてさて。

小田急ロマンスカー70000形「GSE」
小田急ロマンスカー70000形「GSE」

世の中と「ロマンスカー」

私はこれまで鉄道ライターとして、編集者として、いち鉄道ファンとして、小田急「ロマンスカー」の話題とふれあう機会がいろいろありました。

そうしたなか感じたのは、小田急「ロマンスカー」の認知度、存在感です。

特に鉄道ファンではない人でも、小田急「ロマンスカー」の存在、それが箱根に行くことを認知している場合が多く、くわえて「いつか『ロマンスカー』で箱根に行ってみたいね」といった憧れ的な気持ちを抱いている人も少なくない――そう感じました。

恐縮ながら、あくまで私の肌感覚の話ということで聞いていただければと思います。具体的でなく、すみません。

また関東以外だと、この感じは異なるかもしれません。

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