旅行で学校を休ませてもいい? 連絡の方法・理由はどうする?

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松山空港で「蛇口からみかんジュース」を飲む息子
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家族旅行で学校を休ませてもよいのかどうか、賛否両論あるようです。

小学生の息子がいる鉄道ライター・トラベルライターが、その経験などを元に個人的な見解をお話しします。

鉄道、乗り物、旅行に関する取材、記事制作などを行っています。鉄道ライター、トラベルライター。日本の鉄道はJR、私鉄とも完乗。東京都在住。一児の父。

「休ませてもよい」が基本

まず最初に、私の考えをお話しします。

家族旅行で学校を休ませてもよい」というのが、私の基本的な立場です。

「休むべきではない」という考えを否定する意図はありません。そのような考えも尊重します。

この記事は「『私』はこういう考えです」ということを、ただ述べたものです。

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「休ませてもよい」に必要な配慮

私は基本的に「家族旅行で学校を休ませてもよい」という立場ですが、あわせて配慮すべきこともあると考えています。

子供の意思

1つ目は、子供の意思です。

「旅行より学校に行きたい」と子供が思っているならば、学校を休ませることには心配が残ります。

我が家の場合、息子に毎回確認しますが、息子も旅行が好きなせいか、答えは100%「旅行に行く!」です。

息子から「学校は休みたくない」と聞いたことは、一度もありません(これは善し悪しですが……)。

勉強への影響

2つ目は、勉強への影響です。

学校を休んだ分の勉強は、家庭の側でカバーすべきです。それが難しいなら、学校を休ませることには心配が残ります。

我が家の場合、少なくとも小学生のうちであれば私や妻が教えられますし、息子の学力も、多少休むぐらいであれば問題ない様子。

ただ、学年が上がるにつれ家族によるカバーが難しくなるでしょうから、休ませるなら子供の年齢が低いうちのほうがいいかな、と思います。高校の勉強とか、もう無理です(笑)

行事などへの影響

3つ目は、行事などへの影響です。

学校は団体行動やチームワーク、目標を設定して挑戦し、達成することを学ぶ場でもあるため、運動会や発表会といった学校行事を休むことは避けるべきだと、私は考えています。そのための練習や作業を休むことも、できるだけ避けたいです。

我が家の場合、親戚の集まりが、その土地で開催される祭りにあわせて行われるのですが、その祭りの日が、小学校の運動会と同じ日でした(運動会は土曜日に開催)。

そのため、少なくとも息子が小学校を卒業するまで、我が家はその親戚の集まりを欠席する予定です(親戚の集まりより小学校の運動会を優先)。

定期テストなどもここに含まれますね。

学校を「休ませてもよい」条件

息子に小学校を休ませて家族旅行へ行く場合、次の条件を満たすことが私の原則になっています。

  • 子供が旅行に否定的ではない
  • 家族側で子供の勉強をカバーできる
  • 学校の行事などに影響が出ない

あと大前提として、私は「そのスケジュールに従って学校へ通うべき」だと思っています。義務教育期間であろうがなかろうが。

この記事は「それを大前提にしたうえで、学校を休ませて家族旅行をしてもよいと考える場合」の話です。

ただ、いくら先述した3つの条件を満たせるとしても、むやみに学校を休ませるのは違うと思います。「そのスケジュールに従って学校へ通うべき」が大前提ですからね。

実際に以前、息子に小学校を休ませて、JALの国内線特典航空券「どこかにマイル」を使った家族旅行へ出かけましたが、そのときもこれら3つの条件は満たしたうえで行いました。

「昭和」と「令和」の違い

私が小学生だった昭和の時代、「家族旅行で学校を休むのはNG」という空気が強かった記憶があります。

対し令和の現在、周囲を見ると、そうでもなくなってきているように見えます。

昭和の時代、少しぐらい風邪気味でも頑張って学校に行け、それが美徳だ、皆勤賞を目指せ、みたいなところがありました。

それも令和の現在、変わっているように感じます。学校に病気が蔓延しても困りますしね。

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学校と塾の声

家族旅行で学校を休ませることについて、息子が通う区立小学校では、お気をつけて楽しんできてください的な反応でした。

まあ令和の時代、先生方は言動にとても気をつけている印象があります。もし否定的に思っていたとしても、それを保護者に言ってしまうような先生はいまどきいないのでは、と思いますけども。

息子が通っている塾(大手中学受験塾)では、そこでの授業を休むことについて、旅行は見聞を広めるいい機会なので積極的に勧めたい、ただ高学年になると日々の勉強が大変なので、塾を休むならその前に、という感じでした。

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「旅行で休むこと」の連絡はどうする?

私のまわりでは基本的に皆さん、連絡帳や連絡アプリで「家庭の都合で何日から何日まで休みます」と学校に連絡している様子。私も基本的にそうです。

明確に「家族旅行」を理由にして連絡してもいいでしょうしし、そうしたこともありますが、シンプルに「家庭の都合」が理由ということで問題ないように思います。

よくある質問

Q
学校を軽視しているのでは?

学校とそこでの学びは、子供にとって大切だと思っています。

Q
「学校を休んでいい」と子供が思ってしまうのでは?

親がきちんと責任を持てる理由があるなら、旅行に限らず休んでよいと思います。「休ませると子供が学校を軽視するのでは?」と思うのであれば、休ませないほうがよいかもしれません。

Q
子供に「休みグセ」がつくのでは?

心配であれば、休ませないほうがよいかもしれません。

Q
「旅行」は「遊び」では?

そうは思いません。私は長年、鉄道ライター・トラベルライターを生業にしてきましたが、「旅行」はそれでもまだまだ、奥が深いです。行くたびに学びや気づきに刺激を受けます。

Q
義務教育に違反するのでは?

「家族旅行」を理由に年に数日、学校を休ませることが「教育を受けさせる義務」に反すると、私は思いません。

Q
子供が教育を受ける権利を奪っているのでは?

もちろん一番大事なのは、子供の意向です。

Q
土日や夏休みなどの長期休暇に行けば?

土日や夏休みなどの長期休暇中が仕事の繁忙期な人もいますよね。鉄道や航空、旅行の業界で働く方とか。それに「土日や夏休みは料金が高いから」が理由でも、別にいいと思います。懐事情は、人それぞれ。「その料金が出せないなら旅行するな」といえるほど、学校へは休まず行くべきとは思いません。

Q
ほかの子からねたまれるのでは?

「学校を休んでの家族旅行」は、自慢するものではありません。勘違いすることのないよう子供へ適切に声をかけることは、親の務めだと思います。

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