「グリーン車より特急が安い」が逆転 チケットレス割引終了へ

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東海道線を走る特急「湘南」
東海道線を走る特急「湘南」

JR東日本の首都圏エリアでは、「普通列車のグリーン車より特急の指定席に乗るほうが安い」という現象が起きていました。

この状況が2026年秋、変わります。

鉄道、乗り物、旅行に関する取材、記事制作などを行っています。鉄道ライター、トラベルライター。日本の鉄道はJR、私鉄とも完乗。東京都在住。一児の父。

消えるチケットレス割引

JR東日本の在来線特急列車で、チケットレス特急券の料金が変わることになりました。

  • 踊り子、湘南
  • あずさ、かいじ、富士回遊
  • あかぎ、草津・四万
  • ひたち、ときわ
  • 成田エクスプレス
  • しおさい、(新宿)わかしお、(新宿)さざなみ
  • 鎌倉

2026年8月現在、首都圏を走るこれら列車のチケットレス特急券は、次の料金です(事前にチケットレス特急券を購入して乗車した場合の大人1人分)。

乗車距離特急料金
50.0kmまで660円
100.0kmまで920円
150.0kmまで1480円

ただこの料金は、「チケットレス」ということで、本来の特急料金から100円が割り引かれたものでした。

この「チケットレス割引100円」が、なくなるのです。

「チケットレス割引」が適用されている特急「湘南」
「チケットレス割引」が適用されている特急「湘南」

新しい料金は?

それら列車のチケットレス特急券は割り引きがなくなって、次の料金になります。

乗車距離特急料金
50.0kmまで760円
100.0kmまで1020円
150.0kmまで1580円

チケットレス特急券を従来通り100円引きで買えるのは、2026年9月30日(水)までに購入操作した分まで、とのこと。

チケットレス特急券は基本的に1か月先の分まで買えるので、10月30日(金)までに利用する切符であれば100円引きで買える、ということでしょうかね。

また、えきねっとチケットレスアプリだと、申込日の翌々月末日までの申し込みが可能。これを使って9月中に申し込めば、11月30日(月)までに利用するチケットレス特急券が割り引きになる――ような気もしなくはないです。

試しに、えきねっとチケットレスアプリで8月8日(土)、10月末乗車分のチケットレス特急券を申し込もうとしたところ、100円の割り引きが効いた状態での申し込みが可能でした。

グリーン料金と逆転

先に挙げた特急列車が走る区間は、普通列車にグリーン車が連結されている区間と重複。

そして普通列車グリーン車より、設備が同程度で座席指定まで可能な特急列車のほうが安い、という現象が起こっていましたが、これが逆転します。

チケットレス特急券の100円引きがなくなるためです。

割り引き終了後の料金比較

次の表は、割り引き終了後の新しいチケットレス特急券の料金と、普通列車グリーン券の料金を比較したもの。

乗車距離特急料金グリーン料金
50.0kmまで760円750円
100.0kmまで1020円1000円
150.0kmまで
(100.1km以上)
1580円1550円

まあ、グリーン車のほうが安くなるとはいっても、その差額は10円から30円。

ほぼ同じになる、というのが適切かもしれませんね。

なお、ここに書いたグリーン料金は、Suica、PASMOといった交通系ICカード、モバイルSuica、Apple PayのSuicaへ、グリーン券情報を記録する形で購入した場合の料金です。

「グリーン車」お役立ち情報

グリーン車の乗り方、料金、安く乗る方法について、次の各ページもあわせてお役立てください。

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