- このページでは、東海道線の東京~熱海間、上野東京ライン、湘南新宿ラインを取りあげています。
- 多くの方にお役立ていただけるよう、あえて省略するなど、わかりやすく記述しています。
- 回答は、主観的な要素を含む場合があるほか、何らかの理由で変更になっている可能性があります。
駅一覧
【停車】はその駅に停車する列車、【乗換】はその駅で乗り換えられるほかの鉄道路線、【直通】はその駅から行われている東海道線の直通運転について、記載しています。
左側の数字は、東京駅からの距離です。
- 0.0km
- 1.9km
- 6.8km
- 18.2km川崎(かわさき)
【停車】普通/特急「踊り子」の一部
【乗換】京浜東北線/南武線/京急本線/京急大師線
- 28.8km
- 40.9km戸塚(とつか)
【停車】普通/快速/特別快速
【乗換】横須賀線/湘南新宿ライン/横浜市営地下鉄ブルーライン
- 46.5km大船(おおふな)
【停車】普通/快速/特別快速/特急「踊り子」の一部、「湘南」の一部
【乗換】根岸線/横須賀線/湘南新宿ライン/湘南モノレール
- 建設中村岡新駅(仮称)
【注意】2032年開業予定
- 51.1km藤沢(ふじさわ)
【停車】普通/快速/特別快速/特急「湘南」
【乗換】小田急江ノ島線/江ノ島電鉄線
- 54.8km辻堂(つじどう)
【停車】普通/快速/特急「湘南」の一部
- 58.6km茅ケ崎(ちがさき)
【停車】普通/快速/特別快速/特急「湘南」
【乗換】相模線
- 63.8km平塚(ひらつか)
【停車】普通/快速/特別快速/特急「湘南」の一部
- 67.8km大磯(おおいそ)
【停車】普通/快速
- 73.1km二宮(にのみや)
【停車】普通/快速/特急「湘南」の一部
- 77.7km国府津(こうづ)
【停車】普通/快速/特別快速/特急「湘南」の一部
【乗換】御殿場線
- 80.8km鴨宮(かものみや)
【停車】普通/快速
- 83.9km小田原(おだわら)
【停車】普通/快速/特別快速/特急「踊り子」の一部、「湘南」
【乗換】東海道・山陽新幹線/小田急小田原線/箱根登山鉄道線/伊豆箱根鉄道大雄山線
- 86.0km早川(はやかわ)
【停車】普通
- 90.4km根府川(ねぶかわ)
【停車】普通
- 95.8km真鶴(まなづる)
【停車】普通
- 99.1km湯河原(ゆがわら)
【停車】普通/特急「踊り子」の一部
- 104.6km熱海(あたみ)
【停車】普通/特急「サフィール踊り子」「踊り子」/寝台特急「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」
【乗換】東海道線(静岡地区)/伊東線/東海道・山陽新幹線
【直通】東海道線の普通は、熱海駅から東海道線(静岡地区)の沼津駅まで、伊東線の伊東駅まで直通運転を実施
路線・駅について
- Q「東海道線」どこからどこまで?
- A
正式には、東京~神戸間の589.5kmが「東海道本線」ですが、首都圏地区で「東海道線」というと、東京~熱海間の104.6kmを指すと考えてよいでしょう。
このページでは、その東京~熱海間を取りあげます。
東海道線は、ほかの路線と直通運転を行っており、東京駅から上野東京ライン方面、横浜駅から湘南新宿ライン方面、熱海駅から伊東線方面、東海道線の静岡地区方面に向かう列車も走っています。
- Q「東海道線」と「東海道本線」の違いは?
- A
「東海道本線」は、東京駅と神戸駅のあいだ589.5kmを、横浜駅、静岡駅、名古屋駅、岐阜駅、大津駅、京都駅、大阪駅を経由して結ぶ鉄道路線の、正式名称です。
「東海道線」は、複数の使われ方があるのですが、一般的には同様に東京~神戸間の589.5kmを結ぶ鉄道路線の通称として使われます。
つまり、「東海道本線」と「東海道線」は同じですね。
ただ東海道本線=東海道線のうち、JR西日本エリアの米原~京都間は「琵琶湖線」、京都~大阪間は「JR京都線」、大阪~神戸間は「JR神戸線」と呼ぶのが、現地では一般的です。
- Q「東海道線」と「上野東京ライン」の違いは?
- A
- Q「東海道線」と「湘南新宿ライン」の違いは?
- A
- Q「東海道線」と「東海道新幹線」どっちが早い? 安い?
- A
まず、東京~小田原間で比較します。
東海道線の普通は、所要時間およそ1時間20分、料金は1518円です。
普通のグリーン車利用は、Suicaグリーン券1000円追加で2518円です。
特急「踊り子」「湘南」指定席利用は、所要時間およそ1時間、チケットレス特急券920円追加で2438円です。
東海道新幹線「ひかり」「こだま」自由席利用は、所要時間およそ33分、料金は3280円です。
次に、東京~熱海間で比較します。
東海道線の普通は、所要時間およそ1時間45分、料金は1980円です。
普通のグリーン車利用は、Suicaグリーン券1550円追加で3530円です。
特急「踊り子」指定席利用は、所要時間およそ1時間20分、チケットレス特急券1480円追加で3460円です。
東海道新幹線「ひかり」「こだま」自由席利用は、所要時間およそ45分、料金は3740円です。
特急は列車本数、停車駅が少ないですが、普通のグリーン車よりお得で早いことがあります。
東海道新幹線は、特急や普通のグリーン車とあまり差がない料金で、圧倒的に早いことがあります。
なお、記載した東海道線の料金は、Suicaなどの交通系ICカード利用時のものです。特急「踊り子」「湘南」のチケットレス特急券は、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」で購入できます。
東海道新幹線も、JR東海のインターネット予約サービス「スマートEX」などを使えば、交通系ICカードでチケットレス乗車できます。
東海道新幹線と比較できる区間に、東海道線の快速、特別快速は走っていません。特急「踊り子」「湘南」に自由席はありません。
- Q「東海道線」と「京浜東北線」どっちが早い? 安い?
- A
基本的に、停車駅が少ないこと、最高速度が高いことから、東海道線のほうが早いです。
東京~横浜間で比較すると、所要時間は東海道線の普通が約25分なのに対し、京浜東北線は快速で約38分かかります。
料金は、東海道線と京浜東北線、どちらに乗車しても同じです。
- Q「東海道線」と「横須賀線」どっちが早い? 安い?
- A
基本的に、停車駅が少ないこと、横須賀線は品川~横浜間で遠回りすること(武蔵小杉駅経由)から、東海道線のほうが早いです。
東京~横浜間で比較すると、所要時間は東海道線の普通が約25分なのに対し、横須賀線は約31分かかります。横須賀線の東京駅は地下ホームなのも、要注意です。
料金は、東海道線と横須賀線、どちらに乗車しても同じです。
- Q東海道線はいつ開業? 日本初って本当?
- A
日本初の鉄道は1972年(明治5年)10月14日、新橋~横浜間で開業しました。当時の新橋駅は現在の汐留付近、横浜駅は現在の桜木町駅ですが、「東海道線が日本初の鉄道路線」とすることができます。
その後、1889年(明治22年)に新橋~神戸間が開通。関東と関西が鉄道で結ばれました。東京駅へは、1914年(大正3年)に線路が延びています。
- Qホームドアの設置予定は?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインでは今後、2031年度末ごろまでに、東京~平塚間の12駅でホームドアを整備する計画があります。
- Q平塚駅・国府津駅・熱海駅での切り離し・連結って?
- A
東海道線・上野東京ラインの列車は、15両編成で走っている場合、平塚駅、国府津駅、熱海駅で、11~15号車の5両を切り離すことがあります。
この場合、切り離される5両は、たとえ列車としては伊東駅行きでも、車両の行き先表示が「平塚」「国府津」「熱海」です(伊東駅まで行く10両は「伊東」表示)。
切り離し駅の先へ行きたい人は、切り離し駅で乗る車両を変えるか、最初から1~10号車へ乗車せねばなりません。
逆に、東京駅方面へ向かう列車が平塚駅、国府津駅、熱海駅で、11~15号車の5両を前に連結することもあります。この場合、増結された5両に移動すると、空いていてくつろげるかもしれません。
湘南新宿ラインの列車は、東海道線内ではすべて15両編成での運転です。
- Q東京駅の何番線から東海道線は発車する?
- A
東京駅から熱海駅方面へ向かう東海道線の列車は、基本的に9番線か10番線から発車します(ごく一部に8番線の場合もあり)。
通常、特急列車は9番線、上野東京ラインから来た普通は10番線からの発車です。
- Q横浜駅の何番線から東海道線は発車する?
- A
横浜駅から熱海駅方面へ向かう東海道線の列車は5番線か6番線から、東京駅方面へ向かう東海道線・上野東京ラインの列車は7番線か8番線から発車します。
湘南新宿ラインの列車は、小田原駅方面に向かう列車は9番線、新宿駅方面に向かう列車は10番線からの発車です。
- Q新駅ができるって本当?
- A
東海道線の大船駅と藤沢駅のあいだで、「村岡新駅(仮称)」の建設が進められています。
湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)付近の、大船駅から約2.6km、藤沢駅から約2kmの地点に設けられ、開業予定は2032年です。
ちなみに東海道線(東京~熱海)の新駅は、予定通りに村岡新駅(仮称)が誕生すれば、1925年(大正14年)に開業した熱海駅以来、107年ぶりになります。
列車・時刻について
- Q東海道線の停車駅は? 伊東・沼津行きの場合は? 快速は?
- A
東海道線を走る列車は、普通、特急「サフィール踊り子」「踊り子」「湘南」、寝台特急「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」です。
普通の停車駅は、東京、新橋、品川、川崎、横浜、戸塚、大船、藤沢、辻堂、茅ケ崎、平塚、大磯、二宮、国府津、鴨宮、小田原、早川、根府川、真鶴、湯河原、熱海です。
熱海駅から伊東線に直通する普通は、くわえて来宮、伊豆多賀、網代、宇佐美、伊東駅にも停車します。
熱海駅から東海道線(静岡地区)の沼津駅に直通する普通は、くわえて函南、三島、沼津駅にも停車します。
普通に通過駅はありません。運行区間の各駅に停車します。
快速、特別快速は、東海道線・湘南新宿ラインのルートで走っています。
特急の停車駅については、このページ「東海道線に特急は走ってる? 停車駅は?」の項目をご覧ください。
- Q東海道線・上野東京ラインの停車駅は? 快速の場合は?
- A
東海道線・上野東京ラインを走る列車は普通で、宇都宮線直通、高崎線直通の2種類があります。
宇都宮線に直通する普通の停車駅は、熱海、湯河原、真鶴、根府川、早川、小田原、鴨宮、国府津、二宮、大磯、平塚、茅ケ崎、辻堂、藤沢、大船、戸塚、横浜、川崎、品川、新橋、東京、上野、尾久、赤羽、浦和、さいたま新都心、大宮、土呂、東大宮、蓮田、白岡、新白岡、久喜、東鷲宮、栗橋、古河、野木、間々田、小山、小金井、自治医大、石橋、雀宮、宇都宮です。
高崎線に直通する普通の停車駅は、熱海、湯河原、真鶴、根府川、早川、小田原、鴨宮、国府津、二宮、大磯、平塚、茅ケ崎、辻堂、藤沢、大船、戸塚、横浜、川崎、品川、新橋、東京、上野、尾久、赤羽、浦和、さいたま新都心、大宮、宮原、上尾、北上尾、桶川、北本、鴻巣、北鴻巣、吹上、行田、熊谷、籠原、深谷、岡部、本庄、神保原、新町、倉賀野、高崎、高崎問屋町、井野、新前橋、前橋です。
普通に通過駅はありません。運行区間の各駅に停車します。
快速、特別快速は、東海道線・湘南新宿ラインのルートで走っています。
ただ、東海道線内は普通として走るものの、東京駅からの宇都宮線内で快速「ラビット」になる、高崎線内で快速「アーバン」になる、という列車はあります。
- Q東海道線・湘南新宿ラインの停車駅は? 快速・特別快速の場合は?
- A
東海道線・湘南新宿ラインを走る列車は、快速、特別快速で、高崎線に直通します。
また特急「サフィール踊り子」「踊り子」「湘南」が、新宿駅、池袋駅発着で運転されています。
快速の停車駅は、小田原、鴨宮、国府津、二宮、大磯、平塚、茅ケ崎、辻堂、藤沢、大船、戸塚、横浜、武蔵小杉、大崎、恵比寿、渋谷、新宿、池袋、赤羽、浦和、大宮、宮原、上尾、北上尾、桶川、北本、鴻巣、北鴻巣、吹上、行田、熊谷、籠原、深谷、岡部、本庄、神保原、新町、倉賀野、高崎、高崎問屋町、井野、新前橋、前橋です。
特別快速の停車駅は、小田原、国府津、平塚、茅ケ崎、藤沢、大船、戸塚、横浜、武蔵小杉、大崎、渋谷、新宿、池袋、赤羽、浦和、大宮、上尾、桶川、北本、鴻巣、熊谷、籠原、深谷、岡部、本庄、神保原、新町、倉賀野、高崎です。
湘南新宿ラインの列車は、小田原駅から熱海駅側には行きません。
特急の停車駅については、このページ「東海道線に特急は走ってる? 停車駅は?」の項目をご覧ください。
- Q東海道線の快速「アクティー」って何?
- A
東海道線には、1989年(平成元年)から快速「アクティー」が走っていましたが、2023年(令和5年)に廃止されました。
現在、東海道線の快速、特別快速は、小田原駅と高崎線方面を結ぶ湘南新宿ラインだけで運転されています。
- Q東海道線に通勤快速はある? 停車駅は?
- A
東海道線には、1990年(平成2年)から通勤快速が走っていましたが、2021年(令和3年)に廃止されました。
- Q東海道線にホームライナーはある? 停車駅は?
- A
東海道線にはかつて、「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」が走っていましたが、2021年(令和3年)、特急「湘南」になる形で廃止されています。
- Q東海道線の始発駅は?
- A
東京駅、新宿駅方面へ向かう東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速は、平塚駅、国府津駅、小田原駅、熱海駅、伊東駅、沼津駅が始発駅です。ごく一部に辻堂駅、二宮駅始発もあります。
熱海駅方面へ向かう東海道線の普通、快速、特別快速は、多くが上野東京ライン、湘南新宿ラインの宇都宮駅、高崎駅などを始発駅にしています。
ただ早朝、夜の遅い時間に、東京駅、品川駅始発の列車もあるほか、ごく一部に平塚駅、国府津駅始発の列車もあります。
- Q東京駅始発の東海道線はある?
- A
2015年(平成27年)の上野東京ライン開通により、東京駅を始発とする東海道線の普通は激減しましたが、早朝、夜の遅い時間にちょくちょく走っています。
何時に東京駅始発の列車があるか、JR東日本のホームページで調べることができます。
- Q東海道線の終点・行き先は?
- A
熱海駅方面へ向かう東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速は、平塚駅、国府津駅、小田原駅、熱海駅、沼津駅、伊東駅が終点です。
東京駅、新宿駅方面へ向かう東海道線の普通、快速、特別快速は、多くが上野東京ラインの宇都宮駅、高崎駅、土浦駅など、湘南新宿ラインの籠原駅、高崎駅などを終点にしています。
ただ朝、夜を中心に、品川駅、東京駅、上野駅が終点の列車もあります。
- Q東京駅行きの東海道線はある?
- A
2015年(平成27年)の上野東京ライン開通により、東京駅を行き先とする東海道線の普通は激減しましたが、夜の遅い時間にちょくちょく走っています。
また朝は、上野駅行きの列車がちょくちょく走っています。
- Q静岡駅行きの東海道線はある?
- A
東京駅、新宿駅方面から熱海駅を越えて静岡駅まで行く東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの列車は、寝台特急「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」だけです。
- Q東海道線の最終列車(終電)は何時?
- A
熱海駅方面へ向かう東海道線・上野東京ラインの最終列車は、熱海駅行きが東京駅22時52分発、品川駅23時02分発、横浜駅23時24分発(土休日は23時20分発)。高崎駅が始発の普通です。
小田原駅行きの最終列車が、東京駅23時39分発、品川駅23時48分発、横浜駅0時07分発。東京駅始発の普通です。
国府津駅行きの最終列車が、東京駅23時47分発、品川駅23時58分発、横浜駅0時15分発。東京駅始発の普通です。
平塚駅行きの最終列車が、東京駅23時54分発、品川駅0時04分発、横浜駅0時24分発。東京駅始発の普通で、この平塚駅行きが、東海道線全体の最終列車になっています。
湘南新宿ラインからの最終列車は、新宿駅22時58分発、渋谷駅23時03分発、横浜駅23時32分発の国府津駅行き快速。高崎駅始発です。
- Q東海道線の最高速度は?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの最高速度は、120km/hです。
- Q東海道線の列車位置を知る方法は?
- A
「JR東日本アプリ」の「運行状況」から「列車走行位置」の「東海道線」「上野東京ライン」「湘南新宿ライン」を開くと、列車の走行位置をリアルタイムで確認できます。
- Q東海道線の混雑状況は? グリーン車は?
- A
「JR東日本アプリ」の「運行状況」から「列車走行位置」の「東海道線」「上野東京ライン」「湘南新宿ライン」を開き、各列車をタップすると、おおよそリアルタイムの混雑状況を確認することができます。
グリーン車の混雑状況をチェックすることも可能です。
- Q東海道線に夜行列車はある? 大垣行きは?
- A
東海道線の夜行列車には、東京~出雲市間を結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」、東京~高松・琴平間を結ぶ「サンライズ瀬戸」があります。
かつては東京~大垣間を結ぶ夜行快速「ムーンライトながら」も走っていましたが、2020年(令和2年)で運転を終了しています。
- Q東海道線に特急は走ってる? 停車駅は?
- A
定期列車では、特急「サフィール踊り子」「踊り子」「湘南」「ひたち」「ときわ」、寝台特急「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」が走っています。
特急「サフィール踊り子」は、ハイグレード志向の観光向け列車で、停車駅は東京、品川、横浜、熱海、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、伊豆急下田です。
特急「サフィール踊り子」には新宿駅発の列車もあり、停車駅は新宿、渋谷、武蔵小杉、横浜、熱海、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、伊豆急下田です。
特急「踊り子」は、おもに観光向けの列車で、停車駅は東京、品川、川崎、横浜、大船、小田原、湯河原、熱海、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、伊豆急下田です。川崎駅、大船駅、小田原駅、湯河原駅は通過する場合もあります。
特急「踊り子」には修善寺駅発着の列車もあり、停車駅は東京、品川、川崎、横浜、大船、小田原、湯河原、熱海、三島、三島田町、大場、伊豆長岡、大仁、修善寺です。
特急「踊り子」には新宿駅、池袋駅発着の列車もあり、停車駅は池袋、新宿、渋谷、武蔵小杉、横浜、熱海、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、伊豆急下田です。
特急「湘南」は、おもに通勤通学向けの列車で、東京駅発着列車の停車駅は、東京、品川、大船、藤沢、辻堂、茅ケ崎、平塚、二宮、国府津、小田原です。二宮駅は通過する場合があるほか、東京駅行きの列車は、国府津駅、平塚駅、辻堂駅、大船駅を通過する場合があります。
特急「湘南」には新宿駅発着の列車もあり、停車駅は新宿、渋谷、大崎、藤沢、茅ケ崎、平塚、二宮、国府津、小田原です。新宿駅行きの列車は、国府津駅、二宮駅、平塚駅を通過する場合があります。
寝台特急「サンライズ出雲」は、現代では珍しい寝台列車で、出雲市駅行き列車の停車駅は、東京、横浜、熱海、沼津、富士、静岡、浜松、姫路、岡山、倉敷、備中高梁、新見、米子、安来、松江、宍道、出雲市です。
寝台特急「サンライズ出雲」東京駅行き列車の停車駅は、出雲市、宍道、松江、安来、米子、新見、備中高梁、倉敷、岡山、姫路、三ノ宮、大阪、静岡、富士、沼津、熱海、横浜、東京です。
寝台特急「サンライズ瀬戸」は、瀬戸大橋を渡って四国へ向かう寝台列車で、高松駅行き列車の停車駅は東京、横浜、熱海、沼津、富士、静岡、浜松、姫路、岡山、児島、坂出、高松です。土曜日、休日の前日は基本的に、高松駅から琴平駅まで延長運転されます。
寝台特急「サンライズ瀬戸」東京駅行き列車の停車駅は、高松、坂出、児島、岡山、姫路、三ノ宮、大阪、静岡、富士、沼津、熱海、横浜、東京です。
これら特急は、すべて指定席です。定期券、Suicaとあわせて、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」などから指定席特急券(「サフィール踊り子」の場合は特急券・グリーン券)を予約することで乗車できます(「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」を除く)。
特急「踊り子」「湘南」は、チケットレスでの乗車も可能です。
特急「サフィール踊り子」、寝台特急「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」の座席、個室、寝台、車内、時刻、予約方法、料金などについて詳しくは、次のページをご覧ください。
車内・車両について
- Q東海道線は何両編成?
- A
東海道線・上野東京ラインの普通は10両編成、もしくは15両編成ですが、湘南新宿ラインの列車は、すべて15両編成での運転です。
いずれの場合も、4号車、5号車の2両はグリーン車になっています。
- Q東海道線にはどんな座席がある?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速には、窓に背を向けるタイプのロングシート、4人向かい合わせのボックス席(クロスシート)、向きを変えられる2人掛けのリクライニングシートがあります。
ロングシートは、2人掛け、3人掛け、7人掛けの3タイプ。ボックス席は、ない車両もあります。2人掛けリクライニングシートは、グリーン車の座席です。
- Q東海道線に指定席はある?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速には、グリーン車を含め、指定席はありません。
特急「踊り子」「湘南」であれば、指定席があります(全車指定席)。
- Q東海道線のグリーン車は何両目?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速はどの列車も、4号車と5号車にグリーン車を連結しています。10両編成、15両編成の列車とも、4号車と5号車です。
1号車は熱海駅側、10号車、15号車は東京駅、新宿駅側になります。
- Q東海道線にグリーン車がないことはある?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速はどの列車も、4号車と5号車にグリーン車を連結しています。
- Q東海道線グリーン車の料金は?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインのグリーン車の料金は、乗車距離によって変わり、50kmまで750円、100kmまで1000円、101km以上1550円です。
東京駅から乗車した場合、大船駅まで750円、湯河原駅まで1000円、熱海駅まで1550円になります。
新宿駅から乗車した場合、戸塚駅まで750円、真鶴駅まで1000円、熱海駅まで1550円になります。
逆に、たとえば熱海駅から東京駅まで乗車した場合でも、料金は同じです。
大人、子供(小学生)とも料金は同じ。未就学児は無料で席を使えますが、可能なら混雑時は膝の上に座らせたほうがスマートですね。
なお記載の料金は、グリーン券をモバイルSuicaで購入した場合、駅の券売機でカードタイプのSuicaにグリーン券情報を記録して購入した場合のもの。
駅などで紙のグリーン券を購入した場合、車内でグリーン券を購入した場合は、260円高くなります。
各駅間の乗車距離、グリーン料金は、「JR東日本アプリ」や乗り換え案内アプリで乗車駅と降車駅を入力すれば、表示されるようです(アプリにもよりますが)。
- Q東海道線グリーン車の乗り方は?
- A
まずグリーン券を、モバイルSuicaか、駅の券売機でカードタイプのSuicaにグリーン券情報を記録する形で購入します。
そして、東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインのグリーン車に乗って、空いている座席の上に設けられているランプ部分にスマートフォン、もしくはSuicaをタッチ。そこで、ランプが赤から緑に変わればOKです。
下車するときは、特に行うことはありません。リクライニングを元に戻し、ゴミをデッキのゴミ箱に捨て、降りましょう。
席を移動したい場合、移動先の席でスマートフォン、もしくはSuicaをタッチし直せば大丈夫です。
紙のグリーン券でも乗車できますが、料金が高くなります。またこの場合、グリーン車へ乗車したのち、アテンダントが回ってくるので、対応してもらいましょう。
- Q東海道線グリーン車に車内販売はある?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインのグリーン車では、アテンダントによる車内販売が行われており、ソフトドリンク、お菓子、アルコール、おつまみなどを買うことができます。Suica払いも可能です。
アテンダントが4号車の乗務員室にいるときは、そこへ行って買うこともできます。
- Q東海道線グリーン車にコンセントはある?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインのグリーン車に、コンセントはありません。
中央線と、横須賀線、総武線快速の新型車両(E235系)のグリーン車は、スマートフォンの充電などに使えるコンセントを各席に備えています。
- Q東海道線グリーン車にトイレはある?
- A
5号車に、グリーン車の乗客専用トイレがあります。
- Q東海道線グリーン車は予約できる?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速に連結されているグリーン車は、すべて自由席です。予約はできません。
- Q東海道線のトイレは何両目?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの列車はすべて、車内にトイレがあります。
10両編成の場合、1号車、5号車、6号車、10号車にトイレがあります。6号車と10号車のトイレは、どちらかがない場合があるため要注意。また5号車のトイレは、グリーン車の乗客専用です。
15両編成の場合、くわえて11号車にもトイレがあります。
1号車は熱海駅側、10号車、15号車は東京駅、新宿駅側です。
- Q東海道線車内にベビーカースペースはある?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速は、運転席がある車両(1号車、10号車、11号車、15号車)に車椅子スペースがあります。
車椅子スペースがあるのは、それら各車両の運転席がない側、はしっこです。
- Q東海道線にボックス席はある?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速はすべて、ボックス席(クロスシート)があります。
10両編成の場合、1号車、2号車、9号車、10号車にボックス席がありますが、9号車と10号車のボックス席はない場合があるため要注意です。
15両編成の場合、くわえて14号車と15号車にもボックス席があります。
1号車は熱海駅側、10号車、15号車は東京駅、新宿駅側です。
- Qなぜ東海道線にボックス席がある?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速にボックス席がある理由について、着席人数を増やせること、ボックス席を好む人が一定数いること、昔からの伝統などが考えられます。
しかしボックス席には、混雑に弱い、好まない人も一定数いる、といった点もあります。
横須賀線では、新型車両(E235系)でボックス席がなくなったことから、今後、東海道線に導入される新型車両はボックス席がなくなる可能性も考えられるでしょう。
- Q東海道線の色はなんていう名前?
- A
東海道線の車両は、伝統的にオレンジと緑の「湘南色」を身にまとっています。
1950年(昭和25年)に登場した80系電車が、そのオレンジと緑で東海道線を走ったことが始まりです。
茶色い車両が多かった当時、とても斬新だったそうで、このオレンジと緑はその後、「湘南色」と呼ばれるようになりました。
ちなみに「湘南色」について、東海道線沿線のミカンの実、葉の色が由来だとする話がありますが、それは後付けで、アメリカのグレート・ノーザン鉄道のデザインが元々のきっかけだった、といわれています。
- Q東海道線で使われている電車・車両は?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速には、E231系電車、E233系電車が使われています。
特急「サフィール踊り子」にはE261系電車、「踊り子」「湘南」にはE257系電車、寝台特急「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」には285系電車が使われています。
- Q東海道線に113系は走ってる?
- A
113系電車はかつて、東海道線の主力車両でしたが、211系電車、E231系電車に置き換えられ、2006年(平成18年)に東海道線から引退しています。
東海道線で使われていた113系電車は、グリーン車を連結した11両編成と、グリーン車がない4両編成を組み合わせ、最大15両編成で運転されていました。
113系電車は、いま思えばなかなかに走行音が豪快で、15両編成が通過したときは結構、うるさ――賑やかでしたね。
- Q東海道線に211系は走ってる?
- A
211系電車はかつて、東海道線の主力車両でしたが、E233系電車に置き換えられ、2012年(平成24年)に東海道線から引退しています。
東海道線で使われていた211系電車は、グリーン車を連結した10両編成と、グリーン車がない5両編成を組み合わせ、最大15両編成で運転されていました。
- Q東海道線にE217系は走ってる?
- A
横須賀線、総武線快速の主力車両だったE217系電車が、帯の色をオレンジと緑の「湘南色」に変え、2006年(平成18年)から東海道線でも走っていました。
東海道線でのE217系電車運転は、2015年(平成27年)に終了しています。その後、イベント用に鎌倉車両センター内限定で復活したことはありましたが。
- Q東海道線にE235系は走ってる?
- A
2015年(平成27年)に登場したE235系電車が走るのは、山手線、横須賀線、総武線快速と、同線と直通運転を行っている成田線などだけです。東海道線では運転されていません。
そのほかについて
- Q東海道線でSuica・PASMOは使える?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの各駅で、Suicaなどの交通系ICカードを利用できます。
ただし、東海道線の小田原駅方面と沼津駅方面を熱海駅を越えて乗車する場合、交通系ICカードは利用できません。
- Q東海道線のプラレールはある? グリーン車は?
- A
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインの普通、快速、特別快速として走っているE231系電車、E233系電車が、プラレールで発売されています。
E231系電車のプラレールはサウンドタイプで、列車の走行音などを出して遊ぶことが可能です。
E233系電車のプラレールは、2階建てグリーン車が用意されているほか、実際の東海道線の列車のように、編成の連結が可能です。
特急「サフィール踊り子」のE261系電車、寝台特急「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」の285系電車もプラレールが発売されていますが、現在、新品の通常販売は行われていないようです。
- Q東海道線のNゲージはある?
- A
- Q東海道線の沿線はどんな感じ?
- A
東京駅から横浜駅までは、都市、市街地が続きます。多摩川を渡れば神奈川県、まもなく川崎駅です。
横浜駅を過ぎると少しずつ郊外の雰囲気が強く、また丘陵の姿が多くなりますが、基本的にずっと市街地が続いています。
茅ヶ崎駅を過ぎて相模川を渡るとき、熱海駅に向かって左側に相模湾が見え、湘南の雰囲気が少し感じられるかもしれません。また国府津駅付近でも、同じく左側に相模湾が見えます。
小田原駅は、神奈川県西部の中心都市。駅ビルも充実しているほか、東海道新幹線、小田急線、箱根登山鉄道線、伊豆箱根鉄道線に乗り換えが可能です。
熱海駅に向かって左側に難攻不落で知られた小田原城をかすめ、早川駅を過ぎると、雰囲気が一変。山が海まで迫る険しい地形を、列車は右へ左へ身体をくねらせながら、越えていきます。
大都市近郊路線からローカル線の雰囲気に変わるなか、その途中、熱海駅へ向かって右側には(季節によりますが)ミカンが実る山、左側には青い相模湾の車窓を楽しむことが可能です。
湯河原駅で、神奈川県は終了。トンネルを越えて静岡県に入れば、まもなく終点の熱海駅に到着します。
- Q東海道線から富士山は見える?
- A
東海道線の茅ケ崎~平塚間などで、気象条件によっては富士山の姿を車窓から見ることができます。
- Q東海道線沿線の住みやすさは?
- A
- Q東海道線で住みやすい駅は?
- A
いろいろな観点があるため一概にはいえませんが、例えば戸塚駅。
東海道線・上野東京ライン・湘南新宿ラインにくわえ、横須賀線とその系統の湘南新宿ラインが使えるほか、横浜市営地下鉄ブルーラインも利用可能。JRが不通になっても、地下鉄で京急線方面、小田急線方面、相鉄線方面などへ迂回できます。
快速、特別快速も戸塚駅停車です。
- Q東海道線で観光するならどこ?
- A
新橋駅で浜離宮恩賜庭園に行く、品川駅で「マクセル アクアパーク品川」へ行く、横浜駅でみなとみらい方面に行く、大船駅で大船観音へ行く、大磯駅から海水浴場に行く、小田原駅で小田原城へ行く、早川駅で早川漁港(小田原漁港)に行く、湯河原駅で温泉へ行く、熱海駅で温泉へ行く、といったところでしょうか。